コロナ禍で独立を決意した貴方へ、起業の歩み方(序章)
「コロナの影響で会社をクビなりました」
最近では珍しい話でもなければ、もはやこれは他人事ではありません。
総務省の統計では2020年11月の完全失業率が2.9%、有効求人倍率は1.06倍と依然厳しい状況が続いています。
ひと昔前までは「終身雇用」という言葉をよく耳にしましたが、時代は令和に変わり2019年5月にトヨタ自動車豊田章男社長の「終身雇用の維持は難しい」という発言、そして今回のコロナの影響により崩壊しつつあるのではないかと思います。
かくいう私もソフトバンクビジョンが1000億円以上を投資して設立したインド発ユニコーン企業のスタートアップに1年以上携わりましたが、コロナの影響で非常に大きなダメージを受けたのを目の当たりにしました。700人弱在籍していたスタッフがわずか2ヶ月足らずで100人強まで減らされたのはなかなかの衝撃でした。
自分の身は自分で守る時代の突入
正社員は労働基準法に守られて簡単には解雇出来ませんが、会社自体が倒産してしまっては元も子もありません。10年務めた会社だから11年目も大丈夫という保障は全く無いのです。
倒産以外にも派遣切りや雇用契約が延長されない場合、シフトの減少など自分の意思とは別に勤務先の都合により、突然無職や無収入になってしまうリスクがある事を理解しておかなければなりません。
もちろんそんな事が起きてしまった時のために、国や地方は色々と助け船を用意していますが、それらの殆どは自分で調べて自分で申請しない限り、基本何もしてくれません。
つまり勤め人やサラリーマンであっても、いざという時、自分の身は自分で守るという意識が必要という事です。
人生は自己責任、ビジネスを始めるも選択肢の一つ
資格の取得、収入保障保険、生活費の削減、転職、副業などいざという時に備えた選択肢は多々あります。その中に起業も含まれます。
最初に起業と聞くと一般的にリスクの高いイメージがあります。しかし他者に人生の選択肢を委ねるよりも、自分の意思で人生の選択肢を決めれる、つまりリスク管理が出来ると思えば、少しは起業に対するイメージが変わるのではないでしょうか。
この記事を読んでいるという事は少なからず起業や独立に興味を持たれていると思います。
今後、このブログでは起業を志す、または起業したばかりで何をすれば良いかわからないという方々を対象に記事を書いていく予定です。
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